景気時計 — 機械受注(先行)・鉱工業生産(一致)・GDP(遅行)
最新データ:
最終データ更新:
最新値( 時点)
- 機械受注 3M 平均 前年同月比: +13.0% (先行)
- 鉱工業生産 3M 平均 前年同月比: +1.2% (一致)
- GDP 実質前期比年率: +2.0% (2026-Q1・遅行)
⚠ GDP の最新四半期は速報値です(チャート上は破線で表示)。
3 系列を 1 枚に重ねる
景気時計 — 先行・一致・遅行 (前年同月比 / 前期比年率)
左軸: 前年比・前期比年率(%) — 出典: 内閣府「機械受注統計調査」 / 経済産業省「鉱工業指数」 / 内閣府「四半期別 GDP 速報(QE)」
破線 = 速報値(preliminary)
GDP は四半期データのため、3 ヶ月のあいだ同じ値が続いて『階段状』に見えます。これは仕様上の表現で、実際の経済が 3 ヶ月固定という意味ではありません。最新四半期は速報値なので破線。
3 つの指標の役割
- 機械受注(先行): 企業が機械を発注した量。設備投資の意思決定が反映されるので、半年〜1 年先の景気を映すと言われます。
- 鉱工業生産(一致): 製造業の現場で実際に作られた量。GDP より 2〜3 ヶ月早く動く一致指標として、政府の景気動向指数に採用されています。
- GDP(遅行): 経済全体の総量。四半期ごとに公表され、確報まで時間がかかるため、結果を確認する遅行指標と位置づけられます。
時系列の流れは 機械受注 → 鉱工業生産 → GDP。先行が下を向いてから半年ほどで一致が下を向き、さらに数ヶ月で遅行が下を向く——というリズムが、過去の景気後退局面(2008 年、2020 年など)でしばしば観察されています。
波の読み方
- 3 本ともに上向き: 景気拡大の局面と読まれることが多いパターン。先行が引っ張り、一致と遅行が後追いで上がる。
- 機械受注だけ下向き: 先行的な変化のサイン。一致と遅行はまだ上向きでも、半年〜1 年後に追随する可能性がある、という見方ができます。
- 一致と遅行のみ動いて機械受注が動かない: 設備投資のトレンドは変わらず、消費・在庫・公共投資など別ルートで GDP が動いている可能性があります。
これらはあくまで観測されるパターンで、毎回同じように動くわけではありません。コロナ禍のような急性ショック、海外経済の急変、政府支出の増減など、3 指標いずれにも個別の要因が同時に効きます。
※ チャートで GDP のラインが「3 ヶ月ごとに階段状」に見えるのは、四半期データを月次グラフに展開しているための表現です。実際の経済が 3 ヶ月固定で動いているわけではありません。
関連する指標・解説
このデータについて
- 系列
- 機械受注: 船舶・電力を除く民需(季節調整値)の 3 ヶ月移動平均 前年同月比 / 鉱工業生産: 総合(季節調整済 2020 年=100)の 3 ヶ月移動平均 前年同月比 / GDP: 実質前期比年率(季節調整済)
- 頻度
- 機械受注・鉱工業生産は月次。GDP は四半期(チャート上は当該 Q の 3 ヶ月に同じ値で展開)
- 基準
- 本ページは絶対値モードで、3 系列とも単位は %。0% 線を基準に上下の振れを比較する
- 速報・確報
- GDP 最新 Q と機械受注・鉱工業生産の最新月は速報。チャート上は破線で表示
- 期間
- 1987-04(機械受注) / 1978-01(鉱工業生産) / 1994-Q1(GDP) 〜 2026-03