長期金利(10 年国債利回り)
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この指標を発表しているのは 財務省
最新値
月次平均()
- 10 年国債利回り: 2.650%
- 政策金利との差(イールドスプレッド): 2.15 pt
- コアコア CPI YoY との差(実質金利の目安): 0.75 pt
※ 月次平均は月末に確定するため、月中の値動きは下のチャートには反映されません。 ニュース等で「長期金利が X%」と報じられる水準は通常、上記の直近営業日(スポット)の値です。
長期推移(1989 年〜)
10 年国債利回り(%)
2026-05 月平均
2.650 %
出典: 財務省「国債金利情報」/ 配信: FRED (IRLTLT01JPM156N) を OECD 経由で取得
Reading guide
何を見るべきか
長期金利とは「市場で決まる 10 年国債利回り」のことです。「長期金利」と報道で言われたら、ほぼ 100% この 10 年物国債の利回りを指していると思って構いません。 政策金利 が日銀の決定で動く短期金利であるのに対して、 長期金利は市場参加者の将来予想(インフレ・成長・財政)を反映して毎日刻々と動きます。 用語の整理は 金利の正体「4. 長期金利とは」 にまとめてあります。
イールドスプレッド(長期金利 − 政策金利)は、市場が将来をどう見ているかの指標です。 スプレッドが大きい時は景気・インフレ期待が高く、小さい時は低成長/低インフレ予想。 長期が短期を下回る「逆イールド」は景気後退の前兆として知られます。 2026 年 5 月 時点では、スプレッドは 2.15 pt です。
家計に直接効くのは、住宅ローン固定金利・生命保険の予定利率・企業の社債発行金利 といった経路です。住宅ローンへの効き方は 住宅ローンシミュレーター で自分の借入条件で確かめられます。
2022〜2024 年は印象的な局面でした。日銀が政策金利をマイナスに据え置く一方で、世界的なインフレと米金利上昇に押されて日本の長期金利が上昇圧力を受け、ついに 1% を超え、日銀は YCC(イールドカーブ・コントロール) の上限撤廃に踏み切りました。このとき政策金利と長期金利の動きの源泉が違うことが鮮明に出ました。
もうひとつ重要なのが 実質金利。長期金利から コアコア CPI YoY を引いた値で、これがマイナスならインフレに金利が追いついていない=預金や債券で貯めても確実に購買力を失う、という状態を示します。 2026 年 5 月 時点では、長期金利 2.650% − コアコア CPI YoY +1.9% = 0.75 pt 。実質金利はプラス圏です。
長期金利が住宅ローンに与える影響を、自分の借入条件で確かめたい場合は 住宅ローンシミュレーター へどうぞ。金利 1 pt の差が総返済額で 600 万円以上になるインパクトを試算できます。
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この指標を扱った分析
このデータについて
- 対象
- 日本国債 10 年物 新発債利回り(月次平均+直近営業日)
- 頻度
- 月次(公表は概ね翌月)+ 直近営業日(毎営業日更新)
- 期間
- 月次: 1989 年 1 月〜 / 直近営業日: 当月分の最新値
- 一次ソース
- 財務省 国債金利情報
- 配信
- 月次平均は FRED(セントルイス連銀)IRLTLT01JPM156N(OECD 経由)、直近営業日は財務省 jgbcm.csv を直接取得
- 温度判定
- 10 年国債利回り(月次平均)< 0.5% で冷たい、0.5〜2.0% で適温、> 2.0% で熱い
- 用語解説
- 政策金利との違い・実質金利・公定歩合との関係は /rates-explained/ にまとめ
- データソース
- 財務省 国債金利情報