けいざいの温度計

消費者物価指数(CPI)

最新データ:

最終データ更新:

この指標を発表しているのは 総務省統計局

適温 /コアコア CPI 前年同月比で判定

指数値の推移

2026-05 時点

総合指数

113.5

前年同月比 +1.5%

コア CPI

生鮮食品除く

113.0

前年同月比 +1.4%

コアコア CPI

生鮮・エネルギー除く

112.0

前年同月比 +1.8%

消費者物価指数(2020 年=100)

指数値

最新値(

前年同月比の推移

消費者物価指数 前年同月比(%)

2020 年基準

CPI の年次推移(1990 年〜2026 年)

総合・コア・コアコアの年平均値を年ごとに並べると、3 系列がどこで乖離してきたかが一目でわかります。下表は各年の年平均(原指数)です。

総合指数 総合 前年比 コア指数 コア 前年比 コアコア指数 コアコア 前年比
2026 年* 112.9 +0.8% 112.2 +0.9% 111.7 +1.3%
2025 年 111.9 +3.2% 111.2 +3.1% 110.3 +3.0%
2024 年 108.5 +2.7% 107.9 +2.6% 107.0 +2.4%
2023 年 105.6 +3.3% 105.2 +3.1% 104.5 +3.9%
2022 年 102.3 +2.5% 102.1 +2.3% 100.5 +1.1%
2021 年 99.8 -0.2% 99.8 -0.2% 99.5 -0.5%
2020 年 100.0 -0.0% 100.0 -0.2% 100.0 +0.2%
2019 年 100.0 +0.5% 100.2 +0.6% 99.8 +0.6%
2018 年 99.6 +1.0% 99.5 +0.8% 99.2 +0.3%
2017 年 98.6 +0.5% 98.7 +0.5% 98.9 +0.2%

各年の値は月次指数の年平均。前年比は年平均どうしの比較で、総務省公表の年次値とは算出方法が異なる場合があります。* 2026 年は 5 ヶ月分(1〜5 月)の暫定平均です。 指数は 2020 年平均 = 100(長期接続指数)。

Reading guide

何を見るべきか

CPI には 3 種類あります。総合指数はあらゆる品目を含む見出し数字で、エネルギーや生鮮食品の値動きで月ごとに大きく振れます。 天候要因の生鮮食品を除いたコア、さらに国際商品市況に左右されるエネルギーまで除いたコアコアは、 基調的な物価の動きを示すため、政策判断や賃金交渉ではこちらが使われます(→ コア / コアコアの違い)。

このページの数字は基本的に 前年同月比(YoY) で表しています。 季節要因を自然に消せるので、月次データの「実質的な動き」を見るときの定番です。

2026 年 5 月 時点では、総合 +1.5% / コア +1.4% / コアコア +1.8% と、 コアコアが最も熱い状態です。通常はエネルギー要因で総合だけが跳ねるパターンが多いのですが、 現状はその逆で、エネルギーや生鮮を除いた基調インフレが最も強い。これは賃金や家賃、サービス価格を含む幅広い品目で値上がりが定着しつつあることを示唆します。 日銀が政策判断の中核として注視しているのもこのコアコアの動きです。

なお、CPI には上流に位置する指標があります。輸入品の価格水準を測る 輸入物価指数(日本銀行)です。 輸入物価が上がると、企業のコスト → 卸売価格を経由して、半年〜1 年遅れで CPI に波及します。CPI のピークアウトを早めに察知したいときは、輸入物価のトレンドを先に確認するのが有効です。

このページの数字はすべて確報値で、発表は翌月 20 日前後です。今の物価の方向感をひと足早く知りたい場合は、 東京都区部 CPI(中旬速報値) が全国 CPI の先行指標として使えます。

CPI についてよくある質問

CPI の「コア」と「コアコア」は何が違いますか?
総合指数はあらゆる品目を含む見出し数字で、天候要因の生鮮食品や国際商品市況に左右されるエネルギーの値動きで月ごとに大きく振れます。コアは生鮮食品を除いた指数、コアコアは生鮮食品とエネルギーの両方を除いた指数で、基調的な物価の動きを示すため政策判断や賃金交渉で使われます。
なぜコアコア CPI が金融政策の判断に使われるのですか?
生鮮食品やエネルギーは天候・国際商品市況といった一時的な要因で振れやすく、金融政策で制御できる範囲を超えています。これらを除いたコアコアは、賃金や家賃、サービス価格など基調的なインフレ圧力を映すため、日銀が政策判断の中核として注視しています。
総合・コア・コアコアが乖離するのはなぜですか?
通常はエネルギー要因で総合だけが跳ねるパターンが多いのですが、コアコアが最も高い状態が続くこともあります。これは賃金や家賃、サービス価格を含む幅広い品目で値上がりが定着しつつあることを示唆し、一時的な物価変動ではなく基調的なインフレの表れと解釈されます。
CPI の動きを先読みできる指標はありますか?
輸入品の価格水準を測る輸入物価指数(日本銀行)が CPI の上流に位置します。輸入物価が上がると、企業のコスト・卸売価格を経由して半年〜1 年遅れで CPI に波及するため、CPI のピークアウトを早めに察知したいときは輸入物価のトレンドを先に確認するのが有効です。

この指標を扱った分析

この指標を使ったツール

このデータについて

基準年
2020 年平均 = 100
頻度
月次(公表は概ね翌月 20 日前後)
系列
総合 / コア(生鮮食品除く)/ コアコア(生鮮食品・エネルギー除く)
速報・確報
当データはすべて確報値
温度判定
コアコア CPI 前年同月比 < 1% で冷たい、1〜2.5% で適温、> 2.5% で熱い
データソース
総務省統計局「消費者物価指数」 e-Stat 経由)