けいざいの温度計

住宅ローンシミュレーター

借入額・返済期間・金利を入力するだけで、月々の返済額と総返済額を試算します。比較対象の金利も並べて、ローン金利が動いたときに自分にとっていくらの違いになるかを体感するためのツールです。

「1 pt」とは — なぜ 1 pt で 600 万円変わるのか

上の囲みにある「1 pt」は 1 パーセントポイント、つまり金利の 変化幅 の単位です。

「pt(ポイント)」とは

金利が例えば 1.0% → 2.0% に上がるとき、その上げ幅「1% 分」を「1 ポイント(pt)」と呼びます。

なぜ「%」と呼び分けるかというと、「金利が 1% 上がった」と言うと「現在の金利の 1% 分」(例: 2% の 1% = 0.02%)とも読めて紛らわしいからです。水準が %、変化幅が pt という使い分けです。

なぜ 1 pt が 600 万円になるのか

答えは、住宅ローンの試算にあります。借入 3,000 万円・35 年・元利均等返済で、金利だけを 1.0% と 2.0%(=ちょうど 1 pt 差)に変えて比べると——

金利 月々 総返済額(35 年 = 420 回)
1.0% 84,685 円 約 3,557 万円
2.0% 99,378 円 約 4,174 万円
約 1.5 万円 / 月 約 617 万円 ≒「600 万円以上」

4,174 − 3,557 = 617 万円。これが「1 pt 動くと 600 万円以上」の中身です。

月々の差はわずか約 1.5 万円ですが、それが 35 年 × 12 = 420 回 積み上がります。さらに、上乗せ 1 pt 分は毎年「残っている元本ぜんぶ」にかかり続けるため、元本 3,000 万円に対して 600 万円超という大きな差になります。長期ローンほど金利差のインパクトが効く、ということです。

Reading guide

親指標は長期金利(10 年国債利回り)

フラット 35 をはじめとする住宅ローンの固定金利は、市場で決まる 長期金利(10 年国債利回り) にほぼ連動して動きます。長期金利が上がれば、ほぼ同じ方向に住宅ローン金利が動く——これが日本の固定金利ローン市場の基本構造です。

一方、変動金利政策金利(短期金利) に連動します。このシミュレーターは固定金利を対象にしています。固定 vs 変動の違い・それぞれの仕組みは 金利の正体 ページで詳しく解説しています。

関連する指標・解説

※ 試算結果はあくまで概算です。実際の融資条件・諸費用・保証料・団信・手数料などは金融機関や専門家にご確認ください。

※ 元利均等返済を前提としています。元金均等返済・ボーナス返済併用などは考慮していません。