景気動向指数 CI(先行・一致・遅行)
最新データ:
最終データ更新:
この指標を発表しているのは 内閣府
熱い /先行指数 YoY で判定
最新値()
- 先行指数: 115.9(前年同月比 +11.1%)
- 一致指数: 117.9(前年同月比 +1.9%)
- 遅行指数: 111.2(前年同月比 -1.8%)
CI 指数値の推移
景気動向指数 CI(2020 年 = 100)
先行 → 一致 → 遅行 の順に景気が動く。3 系列の位置関係でサイクルの段階を読む
前年同月比の推移
CI 前年同月比(%)
先行指数が 0 を割れば景気後退シグナル。一致指数の YoY と組み合わせて読む
Reading guide
何を見るべきか
景気動向指数(CI / Composite Index)は、内閣府が毎月公表する日本の公式景気サイクル指標。 多数の経済指標(生産・販売・雇用・投資・住宅・金融など)を合成して「景気の温度」を 1 本の数値で表します。 基準年は 2020 年(= 100)、本ページの数字は基本的に 前年同月比(YoY) も併記しています。
先行・一致・遅行の 3 系列
- 先行指数(Leading) — 景気の数ヶ月先を予示する 11 系列の合成。新規求人数・新設住宅着工床面積・東証株価指数・マネーストック M2 など。 YoY が 0 を割れば数ヶ月後の景気後退を示唆するのが基本的な読み方。
- 一致指数(Coincident) — 現在の景気水準を映す 10 系列の合成。鉱工業生産・商業販売・有効求人倍率・所定外労働時間など。 内閣府の 景気基準日付(山・谷の判定)はこの系列の累積 DI(CI ではなく一致 DI)で公式判定されます。
- 遅行指数(Lagging) — 景気の動きが遅れて出る 9 系列の合成。完全失業率・消費支出・法人税収など。 過去の景気変動を確認・追認するために使う。
3 系列の位置関係でサイクルを読む
景気サイクルの典型的なパターン:
- 拡張初期 — 先行指数が一致指数より早く上昇。遅行指数はまだ前局面の谷を引きずる
- 拡張ピーク — 先行指数が頭打ち、一致指数はまだ高水準、遅行指数がようやく追いつく
- 後退初期 — 先行指数が低下、一致指数も下がり始める、遅行指数は高止まり
- 後退ボトム — 先行指数が底を打つ、一致指数は最低水準、遅行指数がようやく低下
「先行が下がり始めた → 一致も下がる → 遅行も下がる」の順序を観察できれば、景気の山と谷を 3〜6 ヶ月の幅で予測できます。 逆に「先行と一致が逆方向に動いている」局面は転換点の可能性が高く、注意して見るタイミング。
他の指標との関係
CI 先行指数は 日銀短観 の業況判断 DI と並び、景気の早期判定に使われる代表的指標。 短観が「企業マインドのアンケート」なのに対し、CI は「実数値の合成」なので性質が異なります。両方を見るのが定石。
このデータについて
- 対象
- 日本の景気動向指数 CI(先行・一致・遅行)
- 一次ソース
- 内閣府 経済社会総合研究所「景気動向指数」
- 取得
- di.html から最新の長期系列 xlsx リンク(MMDDci.xlsx)を抽出してダウンロード・パース
- 基準年
- 2020 年 = 100
- 期間
- 1985-01 〜 最新月
- 頻度
- 月次(速報は翌々月の上旬〜中旬、改訂値はその後段階的に上書き)
- 速報・確報
- 最新月のみ preliminary=true、それ以外は false
- 温度判定
- 先行指数 YoY が −3% 未満で冷たい、−3〜+3% で適温、+3% 超で熱い
- データソース
- 内閣府 景気動向指数