けいざいの温度計

景気動向指数 CI(先行・一致・遅行)

最新データ:

最終データ更新:

この指標を発表しているのは 内閣府

熱い /先行指数 YoY で判定

最新値(

CI 指数値の推移

景気動向指数 CI(2020 年 = 100)

先行 → 一致 → 遅行 の順に景気が動く。3 系列の位置関係でサイクルの段階を読む

前年同月比の推移

CI 前年同月比(%)

先行指数が 0 を割れば景気後退シグナル。一致指数の YoY と組み合わせて読む

Reading guide

何を見るべきか

景気動向指数(CI / Composite Index)は、内閣府が毎月公表する日本の公式景気サイクル指標。 多数の経済指標(生産・販売・雇用・投資・住宅・金融など)を合成して「景気の温度」を 1 本の数値で表します。 基準年は 2020 年(= 100)、本ページの数字は基本的に 前年同月比(YoY) も併記しています。

先行・一致・遅行の 3 系列

  • 先行指数(Leading) — 景気の数ヶ月先を予示する 11 系列の合成。新規求人数・新設住宅着工床面積・東証株価指数・マネーストック M2 など。 YoY が 0 を割れば数ヶ月後の景気後退を示唆するのが基本的な読み方。
  • 一致指数(Coincident) — 現在の景気水準を映す 10 系列の合成。鉱工業生産・商業販売・有効求人倍率・所定外労働時間など。 内閣府の 景気基準日付(山・谷の判定)はこの系列の累積 DI(CI ではなく一致 DI)で公式判定されます。
  • 遅行指数(Lagging) — 景気の動きが遅れて出る 9 系列の合成。完全失業率・消費支出・法人税収など。 過去の景気変動を確認・追認するために使う。

3 系列の位置関係でサイクルを読む

景気サイクルの典型的なパターン:

  1. 拡張初期 — 先行指数が一致指数より早く上昇。遅行指数はまだ前局面の谷を引きずる
  2. 拡張ピーク — 先行指数が頭打ち、一致指数はまだ高水準、遅行指数がようやく追いつく
  3. 後退初期 — 先行指数が低下、一致指数も下がり始める、遅行指数は高止まり
  4. 後退ボトム — 先行指数が底を打つ、一致指数は最低水準、遅行指数がようやく低下

「先行が下がり始めた → 一致も下がる → 遅行も下がる」の順序を観察できれば、景気の山と谷を 3〜6 ヶ月の幅で予測できます。 逆に「先行と一致が逆方向に動いている」局面は転換点の可能性が高く、注意して見るタイミング。

他の指標との関係

CI 先行指数は 日銀短観 の業況判断 DI と並び、景気の早期判定に使われる代表的指標。 短観が「企業マインドのアンケート」なのに対し、CI は「実数値の合成」なので性質が異なります。両方を見るのが定石。

また、CI 一致指数は 鉱工業生産GDP と密接に連動し、CI 遅行指数は 完全失業率・消費支出と連動します。

このデータについて

対象
日本の景気動向指数 CI(先行・一致・遅行)
一次ソース
内閣府 経済社会総合研究所「景気動向指数」
取得
di.html から最新の長期系列 xlsx リンク(MMDDci.xlsx)を抽出してダウンロード・パース
基準年
2020 年 = 100
期間
1985-01 〜 最新月
頻度
月次(速報は翌々月の上旬〜中旬、改訂値はその後段階的に上書き)
速報・確報
最新月のみ preliminary=true、それ以外は false
温度判定
先行指数 YoY が −3% 未満で冷たい、−3〜+3% で適温、+3% 超で熱い
データソース
内閣府 景気動向指数