税収 — 国税と地方税
この指標を発表しているのは 財務省・総務省
最新値
国税+地方税 合計()
127.3 兆円
一般会計税収 合計()
84.2 兆円
※ 国税・地方税の合計は地方財政白書 第 18 表(2024 年度 まで公表)、一般会計税収とその内訳は財務省「一般会計税収の推移」(2025 年度 まで公表)による。両者は対象範囲が異なるため、基準とする年度も異なります。
国税と地方税の推移(2002 年度〜)
国税と地方税の推移(租税総額、兆円)
2 系列の積み上げが、国民が納める税の総体。地方財政白書 第 18 表ベース。
国税・地方税は総務省「地方財政白書」第 18 表(決算ベース)。国税は特別会計分・復興特別税・地方法人税などを含む広義の租税収入総体で、財務省の一般会計税収とは定義が異なります。第 18 表は 2024 年度までの収録のため、2025 年度以降は表示していません。凡例をクリックで表示/非表示を切替できます。
国税・地方税の税目別内訳
国税・地方税の税目別内訳の推移
税収の合計を、実際にどの税目が占めているかで分解して 2004 年度〜最新年度の推移で見る。
国税(2004〜2024 年度、直近の一般会計分計 75.2 兆円)
地方税(2004〜2024 年度、直近合計 46.3 兆円)
出典: 国税は財務省「租税及び印紙収入決算額調」(2004〜2024 年度、決算額ベース)。一般会計分計のみで、地方法人税・特別法人事業税など地方に配分される別会計の税は含まない(tax_revenue.json の国税とは定義が異なる)。「その他」は石油ガス税・航空機燃料税・石油石炭税・電源開発促進税・自動車重量税・関税・とん税などの残差。 地方税は総務省「地方財政白書」道府県税収入額の推移・市町村税収入額の推移(令和 8 年版で 2014〜2024 年度、平成 28 年版で 2004〜2014 年度を取得し接続。平成 27 年版以前は図表が画像のみでテキストデータが配布されておらず、2004 年度より前はこの方法では遡れない)。道府県税と市町村税の税目別構成比(%)を合計額に掛けて算出した推計値のため、億円単位の丸めにより決算の実額と数十億円程度ずれる場合がある。
一般会計税収の内訳(2002 年度〜)
一般会計税収の内訳(所得税・法人税・消費税ほか、兆円)
4 系列の積み上げが一般会計税収の合計。財務省「一般会計税収の推移」ベース。
一般会計税収は財務省「一般会計税収の推移」(決算額)。国の一般会計に入る分のみで、地方財政白書 第 18 表の国税(特別会計分等を含む広義)とは定義が異なり金額も一致しません。所得税・法人税・消費税の 3 税目が税収の柱で、2014 年度・2019 年度の消費税率引き上げで消費税収の比重が高まりました。凡例をクリックで表示/非表示を切替できます。
Reading guide
何を見るべきか
税には大きく分けて、国に納める国税と、都道府県・市区町村に納める地方税があります。1 つ目のグラフは、その 2 つを積み上げたもので、国民が 1 年間に納める税の総体を表します。所得税・法人税・消費税は国税の柱、住民税・固定資産税などは地方税の柱です。リーマン・ショック後の 2009 年度に大きく落ち込んだあと、2010 年代を通じて回復し、近年は過去最高水準が続いています。
国税の主な税目は、所得税・法人税・消費税(10% のうち国税分 7.8%)のほか、相続税・贈与税、酒税、たばこ税、揮発油税(ガソリン税)、関税など。地方税の主な税目は、個人住民税・法人住民税・固定資産税のほか、事業税(法人事業税など)、地方消費税(10% のうち地方税分 2.2%)、自動車税・軽自動車税、都市計画税など。地方財政白書 第 18 表の「国税 計」「地方税 計」は、これらをすべて合算した数字です。
2 つ目のグラフは、国の一般会計税収の内訳です。一般会計税収は 所得税・法人税・消費税 の 3 本柱と、その他(相続税・酒税・たばこ税・揮発油税など)から成ります。かつては所得税が最大の税目でしたが、2014 年度(5%→8%)と 2019 年度(8%→10%)の消費税率引き上げを経て、近年は消費税が最大の税目になりました。所得税や法人税が景気・所得・企業収益に応じて大きく上下するのに対し、消費税は税収が安定しているのが特徴です。この 20 年で税収全体に占める消費税の比重が高まったことが、グラフの積み上がりから読み取れます。
2 つのグラフを見比べるとき、1 点注意が必要です。1 つ目のグラフの「国税」(地方財政白書 第 18 表)と、2 つ目のグラフの「一般会計税収」は、同じ「国の税」でも定義が異なり、金額も一致しません。一般会計税収は、国税のうち国の一般会計に入る分です。一方、第 18 表の国税は、それに加えて特別会計に入る分や復興特別税、地方法人税など、より広い範囲の租税収入を含む広義の数字です。そのため、第 18 表の国税は一般会計税収より数 % 大きくなります。グラフをまたいで金額を足し引きするときは、この対象範囲の違いに気をつけてください。
税収を「負担」の視点で読むと、物価との関係が見えてきます。消費税は買い物の金額に対してかかるため、同じ量の物を買っても値段が上がれば、その分だけ納める消費税額も増えます。つまり、税率が変わらなくても物価が上がれば消費税収は自然に増えていきます。所得税も、賃上げで名目の給与が増えれば税額が増えます。税収の伸びは経済成長の証であると同時に、値上げや名目賃金の上昇を通じて家計の負担が静かに増えていることの裏返しでもあるのです。
関連する指標
このデータについて
- 対象
- 国税・地方税の収入総額/国の一般会計税収の税目別内訳(所得税・法人税・消費税・その他)
- 系列
- 国税 計・地方税 計(地方財政白書 第 18 表)/所得税・法人税・消費税・その他(一般会計税収)
- 頻度
- 年度次(会計年度、4 月始まり)の決算額。一般会計税収とその内訳(財務省「一般会計税収の推移」)は、各年度の決算が翌年度の 7 月頃に公表。国税・地方税の総額(総務省「地方財政白書」第 18 表)は、毎年 3 月頃に新版が出て収録年度が 1 つずつ進む(公表は決算年度からおよそ 1 年遅れ)。
- 単位
- 億円(サイト表示では兆円に換算)
- 期間
- 2002 年度〜(国税・地方税の合計は第 18 表の都合で 2024 年度まで)
- 一次ソース
- 財務省「一般会計税収の推移」/総務省「地方財政白書」資料編 第 18 表
- 温度判定
- なし。税収は景気の体温とは性質が異なるため
この統計を最後に取り込んだ日時は 統計データの更新状況 で、掲載中の全統計とあわせて確認できます。